今こそ考える、企業の防災
~防災リーダー育成の実践事例とコンテンツ体験会~
企業にとって自然災害や緊急時の対応は避けて通れない課題です。しかし日常業務に追われる中で防災訓練やリーダー育成が後回しになってしまっている企業も少なくありません。そんな時こそ防災の重要性を再認識し、具体的な対策を身につけることが不可欠です。
各現場で自律して災害対応を行うには、それぞれの現場で活躍する防災リーダーの存在が必要ですが、防災リーダーは基本的な防災知識を持ち合わせるだけでなく「優先順位をつけながら自ら判断し行動できる」実践的なスキルを備えておくことが重要です。
体験会の前半では、企業における防災リーダーの役割や必要性、育成事例を紹介します。後半では防災リーダー育成プログラムである防災インバスケットをご体験いただきます。
ポイント解説では、各問題に対するリーダーとしての対応例を具体的に解説しますので、ぜひこの機会にご体験ください!
本プログラムは企業のリーダーが職場で大規模災害に遭遇する疑似体験を通じて、災害対応に必要な知識と行動を学ぶ内容となっています。従業員の命を守る行動や二次災害に備える対応といった課題について、制限時間内に優先順位を考えながら処理し、直面する危機に対する当事者意識を高め、リーダーとしてのマネジメント能力を向上させることをめざしています。
インバスケットとは、1950年代にアメリカ空軍で活用された能力測定ツールです。
本来の意味は「未処理箱」ですが、制限時間内に架空の立場に立って多くの案件処理を実施し、その処理方法や処理内容によって受験者の能力値や発揮度を測定します。
日本の企業では、アセスメントの観点でよく活用されています。
限られた時間の中で、多くの案件を効率的に、かつ「重要度」「緊急度」の高いものから取り組むための優先順位付けや、限られた時間内での効果的な処理方法の選択など、実業務に近い状況を短時間で『疑似体験』し学ぶことができる有効なトレーニングツールなのです。
本プログラムでは、被災時での仕事の進め方や意思形成、優先順位設定の基本姿勢を習得します。
またインパクトのある動画を視聴することで、受講者が仮想の世界に入り込み、「主人公」として課題に取り組めるよう工夫しています。
マネジメント能力向上に有効性の高いインバスケットトレーニングを活用することで、リーダーとしてのスキルアップをはかります。
13:30~14:00 |
防災リーダー育成事例
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14:00~14:40 |
防災インバスケット体験
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14:40~14:55 |
ポイント解説
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14:55~15:00 | まとめ |