防災インバスケット災害時の現場マネジメントをオンライン上で“疑似体験”!
地震大国日本。地震、津波、風水害といった自然災害は突然降りかかり、リーダーが適切な対応をできなければ事業継続はもちろん、大切な従業員や家族の命に危険を及ぼしかねません。
本プログラムは、被災時の現場マネジメントをオンライン上で『疑似体験』することによって、リーダーに求められる具体的な初動対応や意思決定、優先順位設定を学び、自身の強み、課題を明確化しながら被災時の実践的な対応力を向上させ、防災に対する意識向上を図るオンラインシミュレーション型育成プログラムです。
概要
防災・災害対応の課題
防災担当の方から、このようなお悩みをお聞きすることがあります。
・対策の必要性は認識しているが、多くの人に参加してもらう集合型の訓練が難しい
・毎年訓練はしているものの、現場のリーダーや各従業員が危機意識を持てていない
・現場のリーダーや各従業員が防災に関する基本的な知識を修得する機会が少ない
大規模災害が発生した場合、対策本部からの指示や、防災担当の支援はすぐに行うことが困難であるため、現実的には発災からしばらくの間(初動)は、救助や避難などの対応については現場で判断することが必要、と言われています。
現場のリーダーや従業員の一人一人が、大規模災害の発生時に「自ら考えて動く」という意識をそれぞれに持ち、とるべき行動や優先順位を本当に理解しているでしょうか?
オンライン上で疑似体験を “インバスケット・トレーニング”
「インバスケット・トレーニング」とは、アメリカ空軍で開発された、案件処理による能力測定ツールをベースとしたビジネスシュミレーションです。設定された主人公になりきり、制限された時間の中で、数々の仕事・作業を速やかに、かつ精度高く処理することを目標とした疑似体験型コンテンツとなっています。
本プログラムでは“能力測定”ではなく“育成”を主目的として設計されており、防災リーダーになりきり、被災時に実施すべき、救助活動や、現状把握、顧客対応等様々な課題を実際に疑似体験することで、災害に対する危機意識を高め、自立的な災害対応力を養います。
特徴
- インバスケットトレーニングを通じた体験型
- 従業員の命を守る行動や二次災害に備える対応について、制限時間内に優先順位を考えながら問題を処理し、直面する危機に対する当事者意識を高め、リーダーとしてのマネジメント能力を向上をめざします。
- 防災の専門家が監修したリアルなシミュレーション
- 大規模地震(南海トラフ地震)の発生時を想定したシチュエーションを採用。防災の専門家による監修のもと、実際のオフィスで発生・遭遇しうると考えられるリアルなケース設定+解説を通じて、実践的な知識習得を促します。
- よりリアルな疑似体験を促す動画学習
- 事例の世界にスムーズに入り込めるよう、シチュエーションをオリジナルアニメーション映像で再現。臨場感ある動画で、設定世界に没入し、よりリアルに演習に取り組めます。
対象企業
以下のようなご要望のある企業様にご活用頂いています。
- 社員を集合させず実施できる研修コンテンツが欲しい企業様
- 被災時の多岐に渡る問題に対する判断力・マネジメント力を高めたい企業様
- 自立的に災害対応できる力を高めたい企業様
内容・仕様
学習形態 | eラーニング |
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学習スタイル | 講義動画/動画/シミュレーション |
学習時間 | 2時間 |
価格(税込) | 7,700円/1ライセンス・1か月 |
学習内容 | ・被災を想定したインバスケット問題に挑戦 ・講師による被災時に想定される被害やリスクを解説した動画の視聴 ・求められる具体的な行動、意思形成、優先順位設定を学習 |
コンテンツ 内容 |
①オリエンテーション 本プログラムの狙いと進め方の解説、事前アニメーションの視聴、事前設定資料の確認 ②インバスケット実施 インバスケットによる災害時の現場マネジメントを疑似体験 ③ポイント解説 講師によるインバスケット問題の解説や優先順位のつけ方、災害対応に必要な知識・考え方について解説 ④自己評価 解説動画を視聴し、自己採点を実施 解答用紙に自身のスコアを反映したレーターチャートを作成し、行動特性を把握 ⑤まとめ 講師によるまとめの動画とアンケートの実施 |
主な受講対象者 | ・若手~中堅社員、管理職、経営者層を含む全社員 |