エンゲージメント向上の活動サイクル ⑤効果測定
効果測定
効果測定では、打ち手を実施した結果「行動変容ができたか(行動変容仮設)」、「行動変容によってエンゲージメントが高まったか(期待行動仮説)」を検証します。
エンゲージメント向上の取り組みを効果測定することは、企業が掲げたゴールに対する進捗を把握し、今後の方針を検討する上で不可欠です。
効果測定のポイント
1.成果の定量的・定性的評価
エンゲージメント向上の効果を測るためには、定量的な指標だけでなく、社員の満足度やモチベーションといった要素を含む定性的なデータも収集すべきと考えます。例えば、エンゲージメント診断や社員アンケート等のパフォーマンス指標の変化を分析いたします。
2.関係者からのフィードバック活用
効果測定においては、関係者の声を活かすことが重要です。
社員や管理層からのフィードバックを通じて、取り組みの実効性や改善策を検討いたします。
3.目標達成度の確認
設定したゴールに対する進捗を定期的に評価し、目標達成度を確認します。
ゴールに関連するKPI(Key Performance Indicators)を設定し、これらの指標をモニタリングすることが重要です。
4.長期的な影響の評価
実施した打ち手が、持続的に社員のエンゲージメントに影響を与えるのかを測定することが大切です
一時的な改善だけでなく、長期的な成果や組織文化への影響を考慮することが重要であると弊社は考えます。
5.柔軟なアプローチ
効果測定は、継続的なプロセスであるため、柔軟でかつ適応力のあるアプローチが必要です。
社内外の環境の変化に合わせて、測定手法・測定項目を柔軟に変更することが大切です。
6.コミュニケーションと共有
効果測定の結果は関係者と共有し、オープンなコミュニケーションをすることが大事です。
成功した取り組みや課題に対する解決策は、組織全体で共有することで学びが生まれ、次のステップにも繋がります。
「効果測定」は、エンゲージメント向上において必要不可欠なステップです。定期的に打ち手の効果を検証することで、企業がありたい姿の実現に向けた効果的な打ち手を実施していくことができます。
弊社のコンサルタントがお客様と共に伴走し、最適なエンゲージメント向上の活動サイクルを回せるようにご支援いたします。